全日本モトクロス選手権 Rd.1
SUGO

すみません。カメラ不調で写真がないッス。名阪の時にはバッチリと(^^;

03/25〜26日、2006年全日本モトクロス選手権が宮城県SUGOサーキットのモトクロス場で行われました。

今年はIA-1の辻健二郎選手がプライベートで参戦するとの事で、弊社としてもできる限りのサポートをする事にしました。この話がまとまったのは、第一戦の間際になってからなのでご紹介が遅れてしまいましたが、追ってAMSOIL User's Teamのところでご紹介したいと思います。

23日の夜、金曜日に公式練習があると信じて疑わなかった私はSUGOに向けて東京を出発しました。本当は土曜の朝に公式練習、予選だったのですねぇ(^^ゞ 東京を出発する時10℃くらいだったと思いますが、東北をナメテはいけません。白河のあたりでは1℃と表示され、寒いのなんの。この寒さ、お出かけ中、ず〜っと大変でした。

今回、サポート選手で出場するのはIA-1はご存じ辻健二郎選手(ゼッケン5)、IB-2(IB-Open含む)では樋井育実選手(ゼッケン14)、榎田諒介選手(ゼッケン50)の3名です。

IA-1予選
今回のIA-1はエントリー数34、A組B組に別れ10分+1周でそれぞれの組から上位15名が決勝進出となります。辻選手の予選はB組でした。
B組スタート、1コーナーを回る頃、辻選手は5位くらいに付けたと思います。その後次第に順位を上げていきました。順位を上げる(下げるもあるけれど)はバトルでして、見ていると興奮して全体像が見えなくなってしまうんですよねぇ。雑誌社がレースのレポートを書いていますけれど、どうやって記録しているんだろう(^^; 辻選手が順位を上げていっている時、SUZUKIチーム(多分ワークスでしょうねぇ)の人が二人隣に居て、ボソボソと「辻は生きとるなぁ」と話していました。残り3周くらいは2位争いが激しく手に汗握る展開でした。会場で発行されるMotocrossNewsFlashで見ると成田亮選手(ゼッケン982)と争っていたみたいです。世界の成田でっせ。って、辻選手も負けてないくらいビッグネームでしたぁ。それで、そのまま逃げ切り2位でフィニッシュ。決勝への手応えを感じました。
IB-2 予選
IB-2のエントリー数は108名。ABCDの4組に別れてそれぞれ上位7名が決勝進出。78名が予選落ちと狭き門です。2名分計算が会いませんが、2名はリザーブとなります。実はIA-1の準備で見ていませんでしたm(_ _)m 予選順位は樋井育実選手(ゼッケン14)が15位、榎田諒介選手(ゼッケン50)が21位でした。

IA-1 決勝 ヒート1
スタートの見えないところで見学しておりました。スタートの合図は5秒前にアナウンスがあって、それと同時にエキゾーストがバァーと一定になってからドォーンと音が変ったところがスタートと分かります。自分のいたところはSUGO名物大坂あたりから見えるところで、辻選手が来るのを待ちました。が!来ない! 大坂を下って来るところチェックしてもメタルグリーンのヘルメットがない! いくら探しても見つからない! とその時、大坂を登るマシーンが。何と辻選手でした! 大幅に遅れてスタートとなってしまいました。多分最後尾だったと思います。反撃はこれから。順位的に1つ前の選手とも距離はすごく開いていますが、見ていてグイグイ縮めているのが分かるほど。オープニングラップでは27位。それからどんどん順位を上げ、2ラップしたところで記録では17番手。1周で10台パスした!? 3ラップしたところで14番手。順位が上がるにつれ手ごわくなってきます。11周したところでは9番手にまで浮上しました。そしてこの順位をキープしてゴール。

IA-1 決勝 ヒート2
スタートはまずまずの位置だったようです。集団で1コーナーに突入するので分からんのよねぇ(^^; オープニングラップでは6番手でした。ここら辺のポジションは実力伯仲、常に前に誰かがいたり、後ろに誰かがいたり、あるいは前後にいたり、はたまた集団だったり。初めから終わりまでバトルで、興奮しっぱで順位やレースの流れの方が(^^; IA-1のサポートをするなんて、夢にも思っていませんでしたし、IA-1って言えば日本のモトクロスの頂上決戦ですよねぇ。その桧舞台で、さっきまで話しをしていた辻選手が、AMSOILを入れたマシンが激走しているのですから、興奮を通り越えちゃっていたような気がします。レース結果は8位でした。
IB-2 決勝
榎田選手、樋井選手は中番ポジションでもまれる格好でスタート。オープニングラップ終了時点で榎田選手が8番手、樋井選手は13番手につけました。榎田選手はレース中盤まで、だいたいこのポジションでしたが、中盤から疲れが出てしまったためか、少しずつ順位を下げ13位でフィニッシュ。樋井選手も6ラップ終了時点で9番手まで浮上するも7ラップ目に大きく後退して18番手に。う〜ん、何かあったのかなぁ。そこから順位を上げ下げしながら17位でフィニッシュとなりました。今回のレースで、榎田選手のパドックでは「'05モデルでここまで行けたのは嬉しい限り。が!ウデもさる事ながらスタミナ増強のためママチャリでトレーニングじゃぁ〜」と話していました。
反省点
う〜ん、体力不足です。パドックからコースまで、コース内での移動が辛かったっす。自分もトレーニングしなければねぇ(^^; それと機材も見直さなければなりませんねぇ。信頼性の高いカメラとボイスレコーダーは必要かなぁ・・・。