全日本モトクロス選手権 Rd.3
自動車安全運転センター

 2006/4/22〜23日、茨城県の自動車安全運転センターで全日本モトクロス選手権がありましたので、行って来ました。土曜日はなかなかの行楽日和、日曜日はどんより天気でした。
会場の雰囲気はこんな感じっす。
 今回は辻健二郎選手が前回名阪でのケガのため欠場、プライベーターは#50榎田選手のみと、ちょっと寂しいですけれど、今回から名阪レーシングを新たにサポートする事になりまして、楽しみが増えました。
 ビックリビックリ、辻健二郎選手が会場に来ておりました。『ありゃりゃ〜〜、二週間前に骨を折ったのに大丈夫なの?』って聞いたら『大丈夫ですよん』ですって。すげ〜〜。
IB #50の榎田選手
彼とはちょくちょく会っていたのになかなか写真を撮る事ができないでいました。けど、今回はパチリと(^^)
この写真には写っていないけれど、ブースの前にはAMSOILのバナーがバ〜ンと張っております。
スタートでミスが無ければ決勝でもまん中くらいに行ける走りをします。見ていてもなかなかどうして、カッコイイ走りです。問題はスタート。思い当たる事もあると思うので、一つ一つ塗りつぶしながら成績を上げて行ってくれることと思います。
IB #91の飯野俊寿選手
彼のマシンはYZ125。4スト全盛の昨今、貴重です。レース中も独特の2ストサウンドを響かせていますのですぐに分かります。今回、彼の走りをじっくり見せてもらいましたが、粗削りだけれどとてもアグレッシブ!右に写っているのは高橋さん。中部地区でAMSOILの販売をしています。テストライダー、ワークスライダーを経て長年モトクロスに携わってきて後進の指導にもあたってきました。榎田選手もその一人。その高橋さんが『コイツは今年行く!』と惚れ込んで写真を撮る時に『一緒に写るんじゃ』と2ショットにあいなりましたぁ。
レディース #6の安原さや選手
全日本レディースのリザルトを見れば必ず上位にランキングされている実力なので、今さら紹介は不要カモと思ったり。が!走っている時の写真は雑誌等でも見ますがヘルメットを脱いだ時の写真ってあまり無いッスよねぇ。で、パチリと一枚(^^) 何とまだ中学生なんだそうで・・・。今回初めてレディースのレースをちゃんと見ました。いやぁ〜これが意外と激しいんです。で、彼女の走りはというと速さと安定性を兼ね備えているように思いました。後は前を走るお姉様方(ベテラン)をどのように対処していくかかなぁと思ったり。こればかりは経験ですねぇ。

Club YAMAHA 名阪レーシングのパドック
#91 飯野選手のYZ125
#6 安原選手のYZ85 安原選手出陣
IB2 & IB Open予選
 ううっ、あまりにも良い天気で脳天気に(^^;
 で、薄い記憶を辿りながら・・・。
 榎田選手はIB2, IB-Open共にスタートで出遅れ、1コーナーを飛び込んだところで全車の転倒に巻き込まれて痛い転倒。これが本当に同じパターンでビデオの再生を見ているようでした。で彼のすごいのは走り出してから。再スタートを切った時には最後尾は既に100メートルも200メートルも先を走っていました。これに追いつき、次から次へとパスしていきます。各組30台程度の出走です。上位7台が決勝進出といったところでしょうか。次々にパスしても4周で争われる予選レース。中間よりちょっと上の順位でレースは終わってしまいました。

 飯野選手と安原選手の予選は音聞きをしておりまして、レースそのものは見ておりませんでしたm(_ _)m AMSOILを使うと人それぞれ表現が違いますが『メインを壊れる寸前まで絞った感じ』『ブローする寸前の回り方、パワーの出方をする』とレースをやっている人たちから言われます。バラしてみると全体にきれいにオイルが回り、妙な焼けも無く、ピストンピンも軽く抜け、カーボンの堆積も極めて少なく、言う事なしってくらいの状態で拍子抜けするそうです。ライダーも今までにないエンド付近のもう一押しのパワーに戸惑いを感じ、メインを大きくしてマイルドな特性にしたりしてしまうのだそうです。けれどAMSOIL DOMINATOR(TDR)はこのような感じにエンジンを変化させますが全然問題無いのです。エンド付近のもう一押しのパワーも慣れてもらえれば戦力になります。
 でも使っている人は『燃料が薄いのではないか』『壊れる寸前ではないか』と今までのセッティングから考えると不安になります。それで、それを確認するために音聞きをしておりましたぁ。
 予選結果の方は飯野選手はIB2、安原選手はレディースとそれぞれ決勝進出しました。
 
IB-2 決勝
 飯野選手のキャブのリセッティング&足回りのチェックをしながらの観戦となりました。スタートから1コーナーの進入くらいまでは中盤をだったらしいのですが、集団に飲まれ前車の転倒で行き場所を失い転倒してしまったようです。運悪く前車のリアフェンダーとタイヤの間にフロントタイヤが挟まってしまって再スタートまでに時間を取られてしまいました。再スタートをした時には他のマシンに大きくリードされてしいました。
 1周目を終わった時は29位となってしまいましたが、25位、23位と順位を上げていきました。が!5周目に転倒、6周目も転倒してしまいました。それも自分たちが見ているところで。後でいろいろ話を聞いてみたら、やっぱり足回りが決まっていなかったようです。その後は次第に順位を上げ、23位でフィニッシュとなりました。
レディース決勝
 安原選手はスタートをまずまずのところで決め、オープニングラップは7位で通過。見てた感じではもう少し遅れてた感じでしたけれど、一周した時は7位だったそうな。2ラップ目には金城さやか選手の大幅遅れ(転倒かな)、西村美美選手をパスして5位に浮上。そのまま6周までキープするも、金城さやか選手も次第に順位を上げてきて、7周目でパスされてしまいました。う〜ん、7周目くらいになると周回遅れが出てきて、うまく処理していかないと後続の選手にパスされてしまったりしますねぇ。まぁまぁ、ここら辺が経験ってヤツでしょうか。そのまま追撃ならず6位でフィニッシュとなりました。
車両保管の図
表彰台は最終目標だけれど、その前にAMSOILを使っている選手はレース直後一時マシン没収(つまりは車両保管)となればいいなぁ。あ、その前に予選通過でしたぁ。IBは特に1/4しか決勝に進めない狭き門です。でも、速い選手は必ず決勝に出てくるので、実力あるのみとも言えます。がんばれ〜〜!
おまけ。
ど、ど、どぉだぁ〜〜! 安原さや選手にサインをもらっちゃったぁ〜〜! 役得じゃぁ〜、家宝じゃぁ〜。
今回の反省
うう〜ん、デジカメの写真をPCに取込んでみたらさや姫の写真ばっかり オヤジ丸だしじゃんねぇσ(^_^;)
 何気に撮った写真が良かったり。前のデジカメはすぐに電池切れになっていたけれど、この前買ったデジカメは電池が長持ちしそうなので、気軽に撮りまくって良いのをピックアップすると言うことができそうっす。レポートもたくさん写真を載せた方が雰囲気が伝わりそうですしねぇ。