モトクロス雑誌「ダートスポーツ」誌の記述について。

問題ある記述があって、大変ご迷惑をおかけしております。金額はこのサイトに出ているのが正しい金額です。メーカー名はAMSOILです。AMZOILではありません。商品名も8/24あたりに出版されたダートスポーツに書かれているものは旧製品で、AMFについては既に終了しています。

まずは経緯からご説明します。
造形社さんから「オイル特集を組むので写真を撮るためにオイルを送ってくれ」との依頼がありました。その際にどのようなオイルなのかを少し説明させていただきました。
その後音沙汰なく、6/24にモトクロス中部戦に行くと「ダートスポーツに書かれていることは本当?」と皆さんから聞かれてしまいました。たまたまダートスポーツを買った人が居て、見させていただいたら何と、AMSOILのMCFとMCVは「レースでは使えないけれどコストパフォーマンスに優れている」というカテゴリーに紹介されていました。早速造形社さんにクレームをつけました。すると次号と造形社さんのサイトに以下の写真つき文章を記載するとのことでした。


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タイトル
ウィンダム、ラニノビッチも使用!! あのAMSOILです!


 みなさん、今月のオイル特集はごらんになりましたか? 本当にオイ
ルで走りが変わるのです。テストした編集部自体、心底びっくり。今ま
で気を遣ってこなかった人も、ぜひオイル選びを楽しんでみてください。
 なお、ページ内で少しわかりにくい箇所がありましたので、補足させ
ていただきます。オイルというのは、本来カテゴリー分けできないもの
であって、鉱物油であってもレースでの性能はピカイチなものがあった
り、レース用前提なのにすごく長持ちするものがあったりします。
 今回のオイル特集では、あえてオイルをカテゴライズさせていただき
ました。これは、オイルの選択基準に関して「安いオイル」「レースで
結果を出せるオイル」といった二極分化が見られるためです。
 もちろん、どちらに属するオイルもあります。安く、コストパフォー
マンス性に優れるうえ、レースでもパフォーマンスを発揮するオイルも
あるのです。
 特に、読者のみなさまに誤解を招いてしまったのではないかと思うの
ですが、AMSOILのオイルはウィンダムやラニノビッチも使用す
る、完全なレーシングオイル。その上、洗浄剤配合など長期使用にも耐
えられる製品(API規格ではSL-CFを取得)しています。ま
た、古くから2ストのミッションオイルとしても定評があり、
ミッション・クラッチの保護性能は折り紙付き。本来レーシングオイル
としてカテゴライズされるべき性能です。
 今回は、当編集部員としてはコストパフォーマンス重視のカテゴライ
ズをしてしまいましたが、あながちこれもウソではありません。なんせ
10W-40の1qtで2200円。なのにレースで抜群のパフォーマ
ンスを誇るわけですから。

AMSOIL
Synthetic Motorcycle Oil
10W-40
\2,200

↑モトクロスに使うならこっち。本番用のここ一番に使うべし、と言い
たいところですが安いので、普段からレーシングオイルが使えるって認
識が正しい

AMSOIL
Synthetic Motorcycle Oil
20W-50
\2,300

↑こちらは、どちらかというとビッグシングルやツインに人気がある粘
度。ビッグオフなんかにもグー

■問:大和 http://www.laitier.com/Amsoil/index.htm

※ダートスポーツ8月号の4stオイル徹底カタログに、誤植
がありました。コストパフォーマンス重視のオイルはレースに不向きと
の記述がありますが、これは間違いになります。また、AMSOILに
関しては、どちらもレーシングオイルに属するものです。また、同ブラ
ンド10W-40は\1,600、20W-50は\1,700
との記載でしたが、これは昔の値段になります。6月25日
現在、10W-40は上記値段となります。読者の皆様、および関係者
の皆様にご迷惑おかけしたことを謹んでお詫びし、ここに訂正させてい
ただきたいと思います。

全日本モトクロス選手権、藤沢大会でダートスポーツのブースがあってそこでチェックすると実行されませんでした。誰も読まないところに訂正が書かれているだけでした。もちろんWebサイトのほうでもアップされませんでした。この点をどのように考えているか造形社の人に問うと「やっぱり納得行かないですよねぇ」との事。分かってはいるみたいです。
それで、どのように対処するか検討していただく事にしました。造形社さんの対応は「次号で特集を組み・・・」との事でした。あまり信用できませんので、「原稿ができたら、すぐに内容を見せてくれ」と頼みました。

お盆休み中に原稿が届きましたが、外出したりしてチェックが少し遅れてしまいました。メーカー名、商品名、金額が異なっていたので、訂正するように依頼しました。が!既に印刷を開始していて訂正は不可能とのこと。愕然としました。

編集部の人間がおわびに来たいとのことでしたが、詫びを入れられたって何の解決にもなりません。それよりもどのように対処するのかを検討して戴きたいとこちらの意志を伝えました。「特集を組んで・・・」との解答がありました。

この先、どうなることやら・・・。

このような経緯で、ショップさん、お客様にご迷惑をおかけしてしまいました。