走行時にスピードに連動してゴッゴッゴッというような段差を越える時のような音が時々する。

状況
 思い起こせば505を買ってすぐに170km位出すと車体が小刻みに震えるというか、少し不安定な状況になっていました。140km程度まででしたら、何の不都合はありません。
 しかしこの症状が顕著に現われたのは2000年秋の事です。(505を買ったのは1999年9月です) 1999年12月にスタッドレスを買いましたが、ホイールが1セットしかないので夏までスタッドレスで走りました。そう、505のホイールはなかなか無いのです。夏に中古のホイールを手に入れて、以前使っていたPirelli P6000を入れました。入れ換えの時バランスを取り直したけれど、何か今ひとつ落ち着かなかったように記憶しています。
 秋になって、その落ち着かないものが、強烈に襲ってきました。30Km程度の低速だと判らなくなりますが、100kmで走行しても判らない時があります。しかし確実に発生するかもしれない速度は低下してきています。ひどい時には60km程度のスピードでも居眠り防止の為に路上に設けられた凹凸の上を走っているかのような振動に襲われます。これでは505に乗ってもちっとも楽しくありません。

トラブルシュート
 タイヤかなぁと思い、目視してみるけれど、よく分かりません。それにタイヤでこんなトラブルって聞いた事もありません。感じが違うけれど、もしかしたらベアリング? ハブベアリングも点検したけれど、ノープロブレム。Peugeot仲間が2000年夏にミッションとプロペラシャフトのスプラインを舐めてしまったトラブルも脳裏をかすめます。きっとタイヤだと思うようにしていました。

修理?
 2000年12月3日、もう12月ですしスタッドレスに履きかえる事にしました。念のため全輪だけ交換して走行してみると、なんとなく不快な振動は半分くらい減少したような感じです。そして後輪も交換してみると、振動はうそのように消えました。ちなみにPirelli P6000を付けている段階で後ろを上げてタイヤを回してみると、左右それぞれ3mm程度ブレているようです。スタッドレスのガーデックスはほとんどブレはありませんでした。 

後記
 症状が軽かったり、ハードだったり。きっと4輪とも問題の場所が同時に接地するような状況になるとダイ・ハード状態になっていたのではないでしょうか。バラバラの時はショウ・ハード。そして問題の場所というのはピンポイントではなく、半分ほどなのではないかと思います。3mm程度のブレですし、たわむから問題にならないと思ったけれど、そうは問屋は卸さないようです。
 しかしタイヤであんなトラブルが出るとは・・・。まだPirelli P6000は7部山程度。それに車は505ですからハードな事は何もしていませんし、まだ2年間も経過していないと思われます。それなのに何故。春になったら新しいタイヤを買わなくては・・・。
 それにしてもPirelli、バイクに乗ってる時も『ファントム』というタイヤを履いたけれど、ちょっとハードに走ったらズルズルになってしまったし、ランタボに「P77」というタイヤを履かせた時も、山がだいぶなくなってきてからだけれど、ハードに走ったらおばちゃんの軽四輪の後ろをおとなしく走っても交差点などの曲がり角だって大ドリフト大会を演じちゃったものなぁ。あの時は木製のタイヤだってあそこまでは滑らんだろうにと思ってしまいました。
 Pirelliってそんなに評判悪くないのに、カモちゃんって、Pirelliと本当に相性が悪いのでしょうか・・・。