SRX-6 FCR39 セッティング地獄日記

セッティングテーブル

カモちゃんのセッティングがSRX6全てに合う訳では無いので、『こんな感じでセッティング地獄でもがいているんだなぁ』というくらいの気持ちで読んでやってくださいまし。

date 記事
2004/11/03  ニードルをOCEMRの5段目にセットしました。テストはこれからっす。テストしてないけれど、空ぶかしでは粘り強さと、パワー感がありそうな気も・・・。
2004/11/01  うう〜〜〜ん、良くわからないっす。OCETRの5段目だと全開までの間に息つきが発生する以外は変化が無いような・・・。大きく動かせばなりの果てが分かると思って一気に1段目にセット。が、心もとない感じがするのと全開までの間で息つきする以外は大きな差は無いっす。鈍感のよねぇσ(^-^;)
 でKEIHINのマニュアルを確かめると、グラフではクリップ位置(ニードル切り上がり)はアクセル開度1/4少し過ぎたあたりが一番大きく影響するように書いてますが、例のところを見ると4/3を合わせ、それから1/2を合わせているみたいっす。そうなんだぁ。そう言えば中開度域のセッティングはニードルのテーパーやクリップ位置(ニードル切り上がり)位しか影響してないんだ。それより全開域はメインジェットだし。という事はとにかく全開までスムーズにつながるようにすれば良い訳ね(^^;
 OCEMRの4段くらいから、もう一度やり直してみようかなぁ・・・。はぁ、何回タンクを降ろす事になるのやら。
2004/10/28  クリップ段数をOCETRの5段目にしてみました。エンジンの冷えている状態では、以前に無く調子が良くないです。これはチョークを持たないFCRですから、良い傾向かも知れません。温まった状態で試したいけれど、時間が無いので断念(^^; しばらくこれで行ってみます。
2004/10/21  SRX全国オフミの直前にオーダーしていたニードルOCETRが入荷しました。出掛ける前に試してみたいので速攻でクリップ段数を6段目にしました。OCEMRの1段目はOCETRの7段目の一緒のようですし(^^; 変化の具合は・・・良くわからないっす。OCEMRの1段目より、もう少しパルス感があるような・・・。この状態で袋井まで行ってきました。帰り道、高速道路で4000〜5500rpmで走りましたが燃費は27km程度でした。以前は高速道路を走ると14キロ程度の燃費だったのですから、かなり嬉しいっす。が、まだまだイケルのではないかと(^^;
2004/09/29  ニードルクリップ1段目にしてみましたが、変化はあまりありませんでした・・・。強いて言えば1/8〜1/2のアクセル開度でパルス感が出てきたような。それと気のせいかも知れないけれど3000rpmアクセル開度1/4程度で3速だったと思うけれど、クラッチが滑った(^^;
2004/09/24  スロージェットを48にして、ニードルクリップ位置を2番にしました。始動性は変わらずですがクスンクスンはなくなりました。アクセル開度0〜1/2まであまり変化がありません。次回はニードルクリップ位置を1番にしてみます。
2004/09/15  今日はオイルの検査をしてもらいにお出かけしました。つまりはテスト走行っす(^^; そしたら、少しバックファイアー気味(というか、クスン、クスンって音)でした。エアスクリューを1/4絞り込んでとも考えましたが、これからのシーズンの事を考えるとここは清く一番手大きくしようと思います。
2004/09/14  チョンボしてメインジェット128からテストしました。128は可もなく不可もなくって感じでした。125にしてみるとこれも可もなく不可もなく。ちょっと失敗してしまったけれどチェック区間を走り抜けた時は128より200rpm位高めでした。失敗して高めなので125の方が良さそうです。122にしてしてみたらトップエンド付近で少しガス欠症状みたいになりました。この前120でやった時は何とも無かったと思うのだけれど・・・・。理屈は分かるにしても実地となるとなかなか難しいものです。
 そんな訳でメインジェットは125に決定という事にします。う〜ん、冬場になるともう少し大きくした方が良いのかなぁ。
 メインを125にしてパイロットジェットをいじって見ました。始動方式がキックのみですので始動しやすさというのがとても気になります。それでSJを48・45・42・41と試してみました。全ての番手で言えるのはエアスクリューによる調整をしても回転数は変化しません。完全に締め込むとアイドルが苦しくなりますが1/2くらいから回転が上がりだし3/4くらいからはいくら戻しても変化ナシです。これは55番でも言える事。どうなっているのでしょう・・・。クリップ段数やストレート径を調整すればエアスクリューの影響が出てくるのでしょうか・・・。
 とりあえずパワーフィルターを外した時にほんの少しバックファイアー気味のSJ45で様子をみる事にします。次からはニードルジェットのクリップ段数の調整になりまするぅ。
2004/09/12  メインジェットを110にしてみました。5000rpmからの全開加速はガス欠時のような何とも言えないもたつきとバックファイアでお話しにならないくらいのものでした。ガバッと開けてもゆっくり目に開けてもガス欠時のようなもたつきのあとバックファイアです。よく分かりませんがバックファイアは燃料が薄い時に発生するらしいし、確実に120より全開域の状態は悪いので、薄すぎるのだと思います。160からでしたが、やっと底が見えたようです。少し戻して130からデータ取りをしたいと思います。
 それにしても燃料が薄い時に四輪ターボみたいな『カンカンカンカン・・・』と言うような賑やかなノッキングでは無くて、ガス欠みたいな感じでした。ちとノック音を期待していたのよねぇ。まぁガス欠なので、ガス欠みたいな感じになるのですけれど(^^; 思うに四輪ターボのブーストを上げた時は僅かに足りなくなったので、ノッキングを起こし、今回バイクでは全然足りなくてガス欠症状となったのかも知れません。 
2004/09/11  メインジェットを120にしてみました。160から10トビで来ましたが、だんだん良くなってきているように感じます。そろそろターゲットに入ってきているかも知れません。ただ、10トビでも良くなったのだか変化無しなのか、悪くなったのか、ここら辺になると私には判りにくいです。KEIHINのマニュアルのように5速で全開域をテストできれば良いのですけれど、直線の長いサーキットを借りなければテストは難しいです。それで3速で坂道を使って5000rpmからの全開テストにしました。坂道を使えば3速でも4速に近い負荷を掛ける事ができるかなぁと思いまして。実際は判らないけれど、ある程度の指針にはなるのではないかと思います。
 メインジェットを120にしたら130の時よりもガバッと全開にした時の息つきは減少しました。SRX600とは言ってもFCR39二連装ですからデカすぎるくらい大口径だと思います。アクセルを急激に開けばエアの流速が減少しストールと思ったけれど、5000rpmも回っていれば意外と付いてくるのかも知れません。
 それとアイドリング回転数が1100rpmにしていたのが1200〜1300位に上昇しました。ただアイドリングが若干不安定ですので(針1〜2本分上下する事がしばしば)データと言うより感覚的なところです。そして5速でのノンスナッチ速度も低下しました。マニュアルではメインジェットは1/2〜全開に影響するとあります。けれど、キャブを取り出しエンジン側に口を当ててどれくらい空気が流入するか試してみると全閉ではエアは殆ど流入しません。人間一人の空気をまかないきれないです。バカな事をしていますが、感覚的に納得できないとダメな質でしてσ(^-^;) それで思ったのがアイドル域、つまりスライドバルブが一番下に降りた時、僅かに開いているすき間のエアの流速は想像を絶するものだと思います。するとメイン系も若干影響しているのではないかと思いますし、今回若干アイドルスピードが上昇したのも納得できます。
2004/09/06  富山までオフ会に行ったので、700km超走ってみました。相模湖IC〜松本ICまで高速を使ったので、多少全開域のテストもしました。けれど160kmくらいになると軽く振れだしてフロントの接地感が無くなってチト恐いっす。フロントはOHしたけれど、リアはそのままですので30000km以上走ったサス。おまけに年代物ですので、リアの不安定さがあってフロントの接地感が無くなるのかも知れません。タイヤもホイールにオマケで付いてきた中古ですから(^^;
 燃費は高速を80%くらい利用した時は25km/Lで街中&峠越えでは30/Lと妙ちくりんな結果となりました。ペース的にはおとなしい運転です。ちなみに今までの燃費は街中で16〜20km/L、高速で14km/Lくらいでした。今までの燃費からするとかなり良くなったので、スタンドで12L位入ると思っても8L位しか入らず、恥ずかしかったり。って、スタンドの人はSRXのタンク容量なんか知らないと思いますが(^^; 豪雨の中でしたので、油温は50℃程度にしかならず、これならAMF(10W-40)の方が燃費の結果は良かったと思います。
 9/4のセッティングではエンジンが冷えている時(正確にはキャブが冷えている時)など、チョークを使っても(使った方が)良さそうな場面では始動性はすこぶる良好ですが、エンジンが熱い場合は始動性が少し悪いです。キックの終わりの僅かなタイミングで加速ポンプが働かないくらいの開度にしてやると始動する事が判明。つまりアクセル開度1/8以下ではガスが濃いのだと思います。
 比較的アクセル開度の高い時は極端に燃費が落ちます。と、言ってもメインジェット160番の時より2倍程度燃費が良いのですけれど・・・。それと空ぶかしすると全開域付近で黒い排気ガスが出ます。これらの事からメインジェットはまだまだ絞った方が良いのではないかと想像します。
 プラグはまだすすけた状態です・・・。
 一体どこまでガスを絞れば良いのでしょうか・・・。あまりにも薄過ぎてはエンジンが壊れてしまうという話し(自分は社外キャブをイジルのが初めてなので経験無い)ですが、ここまで絞っても、もっと探るとなると・・・ちょっと恐いです。
 それと豪雨の中、富山へ行ったのですけれど、富山に付いたらチェーンは完全に脱脂されたようになっていました。帰りには聞き覚えの無いようなチェーンの悲鳴まで聞こえてくる始末。条件は最悪でしたが、携行できるチェーンルブが欲しいと思いました。
2004/09/04  貧乏人なので社外(Posh製)のメインジェット(158〜130)とスロージェット(52〜48)を買ってきて、少しいじってみました。とりあえずエンジンは始動するので、本来はメインジェットから選定するのがセオリーのようです。けれど、エンジン始動時に何か(この何かは不明だけれど、始動前にアクセルを少しでも回したら完全アウト)あると始動が極端に困難になります。対処方法はアクセル全開キープ(この時加速ポンプから燃料が噴射されてしまいますが)して、キックを10回〜30回ゆっくり踏み込み、それからアクセルから手を離してキック。失敗したら空キックからやり直し。つまりアイドル付近の燃料が濃いのではないかと。  そこでまずはスロー系をいじる事にしました。パイロットスクリューは1回転戻しにしてスロージェットの番手を下げて行きました。下げるに従い少し良くなったような気がしましたので、とりあえず48にしてエアスクリューを調整。けれど、エアスクリューを回してもエンジンの回転数はあまり変わらずです。その中で一番回転数の上がったところにセットしました。左右とも3/4です。本来ここから1/4戻す(濃くする)のですが、パワーフィルターを付けるのでちと危ないけれどそのままにしました。パイロットスクリューをもう少し戻せばエアスクリューでエンジンの回転数が変動するようになるのかも知れません。というのもパイロットスクリューはスロー系の最後の関所になっているような図解になっているからです。ここら辺は後程検証ですね。
 メインの方は5速あたりで全開走行をしなければなりません。けれどそんなテストをする場所などありませんので、適当です。メインジェットの選定は濃い方から薄い方へ順番にとの事です。160が付いていたので158でって言う事になりますが、滅茶苦茶濃いと想像しています。全開にするとモモモモモモとちっとも加速しないです。FCRはジェットが細かく用意されているので、1つ1つテストするのは非常に面倒。それで10番トビにテストすると言う荒技に出ました。結果150は少し加速するようになり、140にするとチョット恐いくらい加速し、130だともっと加速する感じでした。もっと小さなジェットを調達し試してみたいと思います。大まかな見当をつけて、その中で大きめのジェットから再び試してみるという感じです。
 一番使う1/4〜1/2付近の燃調を調整するニードルクリップの段数もいじりました。ここは燃費に大きな影響を与えるでしょうからね。で、クリップの位置を2つ上げて3段にしました。けどあまり変わらないですねぇ。
 多少の番手変更しても変化無いところをみると、初期設定はあまりにも濃いのではないかと思いました。変化無いのでスコアーもつけにくいです。そもそも絶好調の状態が判らないので、評価しにくいですもの。とりあえずは初期状態より断然良くなった(きっと燃費も良くなるでしょう)ので、この状態をベースにしたいと思います。
 5日は少し遠出しますし、深夜未明の移動ですので、燃料が心配です。それで薄すぎなのかどうか判らないけれど、スロージェットは48、メインは130、パイロットスクリューは1回転戻し、エアスクリューは3/4戻しで出掛ける事にします。
2004/07/07 社外品は取り付け不具合が度々あるものです。SRX-6(U型)の場合も燃料タンクと干渉する話しを聞きますし、自分のバイクも確かに干渉します。前の持ち主がリア側のボルト2本にナットをスぺーサーにして5mm程持ち上げた形にしています。それでも干渉しているみたいです。
SRXのアクセルは純正も二本引きですし、FCRも二本引きです。ところが戻し側のワイヤーがフレームに干渉してしまいます。それでFCR側のワイヤーフォルダーを見るといくつも穴が空いていて、2ヵ所『はと目』(よりはずっと強力ですが)みたいな形で2ヵ所止められています。この『はと目』のようなものをドリルでモンでボルトナット式にして位置の調整をできるようにしました。一段下げたら、今度は上側がフレームに少しブツかってしまいましたぁ。穴を少し広げて微調整できるようにしないと。
キャブレターのセッティングに入る前にとりあえず各種ジェット類の確認。スローエアジェットをエアスクリューに変更した方が良いとの事ですが、ウチのFCRは変更済でした。驚いたのはパイロットスクリューは全閉となっていました。
とりあえずスロー調整。
パイロットスクリュー・・・・1回転戻し
エアスクリュー・・・・・・・・1回転戻し
    エンジンは始動したけれど、かかりは悪くなりました。エアスクリューを回してもエンジンの変化はあまりないです。
パイロットスクリュー・・・・0.5回転戻し
エアスクリュー・・・・・・・・1.5回転戻し
    エンジンのかかりは少し良くなりました。でもエアスクリューを回してもエンジンの変化はあまりないです。エアクリーナーを付けたらエンジンのかかりは安定しました。

※宿題
 フューエルラインのフィルターを掃除したけれど若干疑問あります。フューエルラインを改善しなければ。
 負圧式フューエルコックはダイアフラムにエアが入り作動不良の場合があったので修正したけれど、もしかしたらイマイチかも。
2004/07/06 キャブセッティングする前に各種点検をしないとなりません。吸気系のお話しですし、本来定期点検しなければならないエアフィルターを掃除しました。